基礎体温で体の異常がわかる

正常な基礎体温は、月経が始まって約14日目で高温期がきて、
36.7度度前後に上昇します。
その高温の状態が約14日間続き、低温に戻ると月経。
と、一定の周期があります。
低温期と高温期の平均の差は、約0.3度が一般的です。
人によって、この日数は前後があるので、
28日周期というのは目安にしておきましょう。

正常でない基礎体温にもいろいろあります。
だからといって、計らないのではなく、正常でなくても、きちんと毎日計ってみましょう。
特に生理不順や、生理前中後のお腹の痛み、腰の痛みがひどい人は、
基礎体温をきちんとつけることでも、
その痛みの原因がわかってくるのです。
また、その正常ではない基礎体温によって、体の異常も見つけることができるのです。

●低温期が3週間以上続いている。
正常であれば2週間前後であるはずの低温期。
ところが3週間以上続くというのは、エストロゲンの分泌量に問題があると考えられます。
エストロゲンの量が少ない期間が続くと、しだいに卵巣の機能が低下していきます。
すると、更にエストロゲンが減っていくという悪循環に陥ってしまいます。
このパターンは、強いストレスからくると言われています。

●高温期が短い?
この高温期が、通常2週間前後であるのは、
十分に受精卵を守る為の環境を整えるのに必要な期間で、
これが異常に前後することはあまりありません。
10日未満しかない場合は、高温期を作り出すはずの
プロゲステロンの分泌量の低下が原因と思われます。
必要な期間、分泌されないということは、受精卵が、
着床しづらい環境になっていると思われます。

●低温期と高温期の平均の差が0.3度無い。
低温期と高温期の差は排卵しているかしていないかを見る目安になります。
この差の幅が、少ないということは、
2つの女性ホルモンが両方少ないと考えられます。
これは、排卵障害を起こしている可能性を考えなくてはなりません。

●月経はきているのに、常に一定の体温。
通常なら、排卵が起こり、子宮内幕がはがれ落ち、月経となるのですが、
排卵が起こっていないのに、子宮内幕がはがれ落ち、出血してしまう場合があります。
なので、月経が毎月来ているから、安心という訳ではないのです。
女性の15〜6%が排卵障害の危険があると思われます。
この症状の人は、卵巣ガンになるリスクが高いとされています。

このように基礎体温をつけていると、色々なことが分かってくるのです。
まずは、見える範囲での異常がないか、
基礎体温をつけてみることをお勧めします。


基礎体温をつけよう。
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