月経とは?

女性の体は、女性ホルモンによって、妊娠する為に必要な環境をつくっています。

女性ホルモンは、妊娠できる環境を保つために、子宮内膜を徐々に厚くします。
そして、妊娠すると、受精卵を着床させる為に使うのです。
もし妊娠が起こらなければ、厚くした子宮内膜は必要なくなる為に、
子宮内膜の脱落によって起こる出血と共に、体外へ排出されます。
これが、月経です。

女性の体は、女性ホルモンによって、妊娠の為に必要な
新しい子宮内膜を常に準備しているのです。
私たち女性は、これを閉経するまで続けるのです。
もちろん、もし妊娠すれば、厚くなった子宮内膜は、受精卵を着床させ、
出産に至るまで、大事に受精卵を育てなければなりませんから、
妊娠中に月経になることは無いわけです。

月経には周期があり、これによって女性のからだはコントロールされ、
そして、その周期は女性ホルモンの分泌サイクルと密接に関係してるのです。
1ヶ月の中で、肌荒れがひどくなったり、気分が落ち込んだり、
イライラしたりする時期があるのも、そのためなのです。

通常、約28日間の周期で、月経が終わってから排卵が起こるまでの
8〜10日間をエストロゲン期と言います。
この時期に、エストロゲンの分泌が増加するからです。
卵巣の中の卵胞が原始卵胞から成熟卵胞に発育すると、
卵巣からエストロゲンが分泌し、受精卵が着床しやすいように、
子宮内膜を厚い状態にする準備に入ります。
エストロゲンが増加すると、新陳代謝が活発になり、コラーゲンも増加するので、
この時期は、女性にとって、心も体ももっとも調子の良い時期になります。
この為、肌の調子も良好なのですね。

卵巣の中で育った成熟卵胞の卵胞壁がはじけ、
卵子が飛び出す前後の2、3日を排卵期と言います。
月経が始まり、排卵期に至る期間は、人によって、又体調によっても
個人差が出てきます。

その後、生理が来るまでの12日程度が黄体期です。
排卵後の卵胞は黄色い黄体になり、プロゲステロン(黄体ホルモン)と
エストロゲン(卵胞ホルモン)を分泌させます。
特に、プロゲステロンの分泌量を増やすことで、
子宮内膜を柔らかくして、受精卵着床しやすいような環境をつくるのです。

心や体が不調を感じる時期が、この黄体期にあたります。
腹痛、腰痛、頭痛、も起こり、ひどい時には、むくみや、吹き出物が出るなど、
肌の調子も悪くなりますし、精神的にも不安定な時期で、
イライラや、鬱傾向といった症状もあらわれたりします。
それぞれの症状がひどくなると、月経前症候群になったりもします。


ホルモンはコントロールできる。
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